羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Super Rugby 2019 / Round 4 / Preview

いよいよスーパーラグビーも第四週目となります。

対戦は以下の通り。尚、キックオフ予定の時間を記載しました(時間はNZ時間。日本時間は記載時間に-4時間してください)

08/Mar (Fri)

19:35 Hurricans(NZL) v Highlanders(NZL)
21:45 Rebels(AUS) v Brumbies(AUS)

09/Mar (Sat)

17:15 Crusaders(NZL) v Chiefs(NZL)
19:35 Blues(NZL) v Sunwolves(JPN)
21:45 Warathas(AUS) v Reds(AUS)

10/Mar (Sun)

02:05 Lions(RSA) v Jaguares(ARG)
04:15 Bulls(RSA) v Sharks(RSA)

さて、今週はニュージーランド・ダービー(ニュージーランド同士の対戦)が2試合、もうひとつのニュージーランドチームは日本のサンウルブズとの対戦ということで、ニュージーランド在住の日本人ラグビーファンとしては、注目の週となっています。

まずはクルセイダーズ v チーフスのニュージーランドダービー。

それぞれのチームの先発メンバーは以下のリンクからどうぞ。

crusaders.co.nz

www.chiefs.co.nz

クルセイダーズで注目は今季初先発となるハーフバックス(スクラムハーフ)のEreatara Enari選手。2017年シーズンにクルセイダーズに選出され一試合に出場。しかし怪我でその後の衆生はなく、2018年シーズンはスコッドにも選ばれていなかったはず。どこに言ったのかなぁと思っていたら、今季再びスコッドに選出、いよいよ先発出場となりました。U20ニュージーランド代表のバイスキャプテンとして活躍した選手です。果たしてどんな働きをしてくれるか楽しみです。
また、リザーブですが、カンタベリー代表のFFE(スタンドオフ)として活躍したBrett Cameronが入っています。是非とも途中出場をはたして、カンタベリー代表のひとつ上のレベルで、どういうプレーができるのか見せてもらいたいものです。

一方のチーフスですが、バックスにオールブラックでもあるAnton Lienert-Brownが戻ってきました。突破力もあるし、パスもうまく、彼の復帰はチーフスにとっては良いニュースでしょう。

数年前まではクルセイダーズはチーフスを苦手にしていた時期があったのですが、去年、一昨年はクルセイダーズの4勝0敗。今シーズンもクルセイダーズが開幕三連勝ならチーフスは三連敗。更にクルセイダーズはホームゲームに強いということを考えれば、クルセイダーズ有利と言えるでしょう。が、そう簡単なゲームにはならないのではないかという気もしています。

もちろんこの試合はスタジアムで観戦します。

次はブルーズ v サンウルブズ。出場メンバーは以下のリンクからどうぞ。

theblues.co.nz

sunwolves.or.jp

果たしてサンウルブズが不調ブルーズを破ってアウェイで連勝するか?というところが注目となります。が、私はなかなか難しいのではないかとみています。

ざっとみた感じ、サンウルブズは全試合で活躍したハーフバックスのJamie Boothが先発、代りといってはなんですが、スーパーブーツのHayden Parkerをリザーブにして松田 力也がFFEになっています。果たしてここがどうでるか?

ブルーズも新人FFEのHarry Plummerに、ハーフバックスにもうベテランと言ってもいいくらいになってきたAugustine Puluをもってきました。
松田は新人というわけではありませんが今季初先発となっています。このハーフ団対決が、この試合のひとつも見どころになるのではないでしょうか?

こうなったらサンウルブズに一泡吹かせてもらいたいところですが、地元で負けるわけにはいかないというブルーズに分があるのではないかとみています。

 

と、いうことでラグビーファンの皆様も、そうでない方も今週も週末を楽しみましょう!

 

ブドウの収穫のお手伝いに行った…けど終わっていた

f:id:nzsheep:20190305181741j:plain

もうタイトルがすべてなのですが…

今日友人のヴィンヤード(ワイン畑)のブドウの収穫がありました。場所はオミヒ(Omihi)。ニュージーランドワインの有名な生産地のひとつ、ワイパラ(Waipara)地区にあります。

先日、その友人から今年の収穫が今週の月曜日か火曜日になるという連絡がかみさんのところにあり、かみさんは原則参加、私は仕事のスケジュールによってはお手伝いに行ける旨の話をしていました。その後、今日に決まったという連絡が来たのですが、残念ながら私は午前中仕事となってしまったため、かみさんのみ参加(ちなみにかみさんは昨年も参加していました)となってしまいました。ヴィンヤードのブドウ収穫はひとりふたりが手伝って簡単に終わるものではありません。(ワインを作るだけのブドウが収穫できる広さですから)うちだけが手伝うわけではなく、他にもお手伝いに参加する方がいるので、かみさんはそのうちの一組の車でヴィンヤードに行くことになり、私もお昼には仕事が終わる予定だったので、仕事が終わってからかみさんのお迎えがてら、行ってみるということにさせていただきました。

お昼前の休憩時間にケータイをチェックすると、かみさんから「(収穫作業の)終了時間未定」とのこと。では、私も仕事が終わってから少しだけでも参加させてもらうことにしました。

仕事が終わってから一旦家に戻り、念の為収穫に参加できるように長靴などを用意してヴィンヤードに向けて出発。

クライストチャーチから車で約1時間ほど走ったところにあるヴィンヤードに到着すると…ちょうど作業が終わったところでした。

f:id:nzsheep:20190305183248j:plain

積み上げられたケース……

午前中は収穫のペースが今ひとつだったので、終了時間未定ということだったようなのですが、午後からはペースがあがって、私が到着した午後2時頃には、ちょうど作業終了となったとのこと。

f:id:nzsheep:20190305183510j:plain

で、私ですが、作業に参加された方々の打ち上げ(?)にまじって(何もしていないのに)ビールを一本とお料理を少々いただきました。お恥ずかしい…

本日、収穫に参加された方々、お疲れ様でした。

日程が合えば、来年こそはお手伝いに参加させていただきたいと思います。

10 Years Ago at Christchurch Airport

Christchurch International Airport in 2008

ちょうど10年前、2008年の3月4日に撮った写真があるかとバックアップ用のハードディスクを見たのですが、残念ながら3月4日のものはありませんでしが。が、3月10日前後に撮ったものはあったので、そこから一枚、調整したのが上の写真です。当時のクライストチャーチ空港の国内線ターミナル2階にあった休憩スペースから滑走路を見たところのものです。

当時、観光ガイドをしていたので、おそらく仕事で空港に行った(お客様の送迎かなにかでしょう)際に、空いた時間で撮ったものだと思います。

その頃のクライストチャーチ空港は、国際空港の割には正直ちゃっちい感じでした。特に国内線ターミナルは、待合室に入るゲート前に数店お店があるだけで、早朝出発のお客様を空港に連れて行ってもそれらのお店は開いておらず、チェックイン後にお茶も飲めませんでした。この写真を撮った2階には休憩スペースにもやはりお店があったのですが朝は開いておらず、行ったところで椅子があるだけ…という状態でした。

ただ、今この写真を見直すと、発着している飛行機はよく見えて、それはけっこう良かったですね。ガイドは念の為飛行機が実際に離陸するまでは空港に待機していなければいけなかったので、こういう実際の飛行機が見えるところは、それなりに便利でした。

この写真を見ていてもうひとつ思い出したのは、この写真を撮ったカメラ。この写真は当時メインで使っていたFujifilmのFinePix S5000で撮ったものでした。

その前にメインで使っていたIXIY DIGITALが壊れたのが先か、FinePixを買ったのが先か忘れましたが、ちょっとデジタル一眼に似た見た目がかっこよかったこと、専用バッテリーではなく単三電池使用だったので電源を気にしなくても大丈夫だったこと、このクラスにしては大きめの光学ズームがついていたこと、そして何より手の届き安い価格だったことなどからこれを買いました。

その後、お義父さんからデジタル一眼をいただくまで、長らくメインカメラとして活躍、さすがに今では電源を入れることもありませんが、捨てるでもなく未だに持っています。

そしてその後、Nikon D60, Canon EOS Kiss 5xとメインカメラを変えてきましたが、そろそろ今年は新しいカメラを買いたいなと思っていたりします。と、言っても今考えているのは新機種ではありませんが。

 

たまに昔の写真を見ると、なんかいろいろと思い出したりするな…なんて思ってしまいました。

 

Super Rugby 2019 / Round 3 / Review

Sunday Star Times

Chiefs v Sunwolves

祝!サンウルブズ、見事アウェイでの初勝利!

プレビューで「サンウルブズにとって厳しい試合になるのでは」と遠回しにだめなんじゃねぇ?ということを書きましたが、どうしてどうして。見事な勝利でした。

ニュージーランドでは日刊の新聞は毎週日曜日が休刊日となっています。日曜日は毎週日曜日だけ発行している「Sunday Star Times(以降SST)」のみとなります。上の写真はそのSSTのスポーツ面のトップ。サンウルブズ戦の写真が飾っています。

Sunday Star Times

そしてこちらが実際の記事の部分。見出しは「Sunwolves devour sloppy Chiefs」と、サンウルブズがチーフスを破ったというかたちになっています。ちなみにこの記事の冒頭は以下のように書かれていました。

The sunwolves have produced one o the biggest Super Rugby upsets in history, stunning the Chiefs in Hamilton last night. 

 と、スーパーラグビー史上もっとも大きな番狂わせのひとつと言われています。なんか日本代表が南アに勝った時を彷彿とさせる書き方です。ま、それだけチーフス有利という見方をされていたということですね。

ところで、この試合のスタッツで特徴的な数字をみてみましょう。

ポゼッション(ボール支配率)ですが、通しでみると51%-41%で、ほぼほぼ互角となっています。が、前半のみをみると35%-65%と、やはりサンウルブズリード。一方、後半は65%-35% とチーフスリードとなっています。(前半は3-23でサンウルブズ)このポゼッションと特典差だけをみると、前半サンウルブズがゲームを支配、一方後半にチーフスが後半巻き返すも、サンウルブズが逃げっ切ったというのが見えます。

もうひとつ特徴的な数値はターンオーバーの数。これはターンオーバーを与えてしまった数で、22-13となっています。つまり、サンウルブズが相手ボールを結構確保していたのがわかります。

特にニュージーランドのチームはホームゲームに強い傾向がかります。その中でワイカトでハミルトンに勝利というのは確かに歴史的な結果でした。ただ、そんなに歴史的な逆転勝利

これをきっかけに、今後も良い成績を残せるよう、がんばってもらいたいと思います。


ROUND 3 HIGHLIGHTS: Chiefs v Sunwolves – 2019

Final Score: 15-30

 

Reds v Crusaders

こちらも無事、クルセイダーズが勝利を収めました。

こちらの試合は前後編ともクルセ−ダーズが59%,62%と上回っています。スタッツであまり特徴的な数字は見当たらず、それほどやばいという感じになるまでもなく、クルセイダーズが勝った試合と言えます。

ただ、先週同様、リザーブメンバーになってからがいまひとつ締まらない。今回もボーナス点がもらえそうだったのですが、最後の方でレッズにトライをとられてボーナス勝ちなしよとなっています。なんだかなぁ…

スタッツ上では(それほど細かく時間ごとに数字を出しているわけではないので)そんなに特徴的なところは見当たらず、なんでなのかわからないのですが、ちょっとディフェンスが甘くなる感がありました。

このあたり、修正をしていかないと、今後どこかで足を救われることになるかもしれません。

ところで、私が注目していたWill Jordan選手。結構活躍しており、ますます今後の出場が楽しみです。


ROUND 3 HIGHLIGHTS: Reds v Crusaders - 2019

Final Score; 12-22

 

その他の結果はこちら。

01/Mar (Fri)

Hurricans 43-13 Brumbies
Rebels 24-19 Highlanders

02/Mar (Sat)

Chiefs 15-30 Sunwolves
Reds 12-22 Crusaders

03/Mar (Sun)

Lions 12-30 Bulls
Sharks 11-16 Stormers
Jaguares  23-19 Blues

どうしたブルーズ…

 

 

レーベンの正体と今夜はANGEL

Streets of Fire - Willem Defoe

レーベンだ!

さて、前のエントリで映画「Streets of Fire(ストリート・オブ・ファイヤー)」の話を書きました。その中で、映画の敵役であるレーベン(Raven)を演じるウィレム・デフォーが「レーベンだ!」というシーンがあると思っていたのになかった、ということを書きました。

それを書いているとき、ひょっとしてこの「レーベンだ!」というのは、この映画じゃないところで見たのではないか?なんかお笑いのコントかなにかのネタだったかも…というのが、神の啓示のごとく、突然ひらめきました。

困った時のインターネッツ!

早速、グーグル先生に「レーベン お笑い ネタ」と聞いてみたところ……発見しました。

私の記憶していた「レーベンだ!」の正体は、ウッチャンナンチャンの南原清隆氏演じる「レーベン」だったのです。

それがこちら。

www.youtube.com

なるほど、これの記憶が強烈だったので、名前もレーベンだったし、格好も”魚河岸”スタイルだったんだ…と、腑に落ちました。

もうひとつストリート・オブ・ファイヤーネタ?で。

先のエントリの最後に、映画の最後に流れる「Tonight Is What It Means to Be Young」を貼り付けましたが「この曲の日本語版、聞いた覚えがある」と思った同世代の方もいらっしゃったのではないでしょうか?

そうです。この曲、日本語版があり、ドラマの主題歌としても使われていました。Wikipediaの「ストリート・オブ・ファイヤー」の項に以下の通り説明されています。

エレンが劇中で唄っていた「今夜は青春(Tonight Is What It Means to Be Young)」は、「今夜はANGEL」のタイトルで椎名恵によってカバーされ、1985年放映のフジテレビ系大映テレビドラマ『ヤヌスの鏡』の主題歌として日本でも大ヒットした。

 なんだかタイトルの付け方ちょっと古い感じがしますね…。

で、こちらのカバー曲も聞いてみたくて、Youtubeで探したところ、なんとも不思議なバージョンを発見しました。


椎名恵 今夜はANGEL

歌っている椎名恵さんの髪型や服装がいかにも80年代という感じで、非常に懐かしいのですが、それよりなにより、バックの踊りがなんともわけがわかりません。背景が宇宙っぽいので、おそらくは宇宙っぽい(というのもよくわかりませんが)格好と振り付けなんでしょうが…歌とは関係ないやん!

当時はこういう「歌とはほとんど関係ない、よくわからないセット(やダンサー)の中で歌う」という歌番組は珍しくなかったのですが、今見るとなんともシュール…

と、いうことで懐かしの80年代な小ネタをお届けしました。

Streets of Fire を観た

Streets of Fire - Willem Defoe

レーベン!

先日図書館で「Streets of Fire(ストリート・オブ・ファイヤー)」 のDVDを見つけ、懐かしさのあまり借りて観てしまいました。

1984年に公開されたこの映画、いつ、どこで、誰と観たのかは覚えていなのですが、何点か非常に印象に残っていたことがありました。また観てみようと思ったのは、この印象に残っていた部分を確かめたいという思いもありました。

以下にその「私の印象に残っていた事柄/シーン」と、実際の映画でどうだったのか?というところを中心に書きたいと思います。尚、いつ観たのか定かではないのですが、この映画を観た頃(公開年から考えて1980年台後半)を「当時」という表現にさせていただきます。

1. ダイアン・レインって、ちょっとケバいよなぁ…

私の中のダイアン・レインの印象はこの映画で植え付けられたと言っても過言ではありません。

ダイアンはこの映画のヒロイン、ロック歌手のエレンを演じているのですが、当時は「なんだかケバいなぁ…ちょっと苦手だなぁ…」という感じでみていました。

Streets of Fire - Dian Lane

まぁケバいかケバくないかと言えばケバい方になるんじゃないかとは思いますが、流石に今見るとそんなには気にならず、むしろ時折見せる表情に、かわいいじゃないという感じをいだくこともありました。ごめんね、ダイアン。ケバいなんて言って。

そんなわけで、この映画のダイアンも見直した(?)のですが、私はそれでも最近のダイアン・レインの方が好きだったりします。いい感じで年を取ったなぁと思いますし、なだか年取ったほうが素敵になったように思います。

2.主人公の腹が出ている

この映画の主人公、トム・コーディーを演じているのはマイケル・パレという役者さんなのですが、当時彼が上半身裸になるシーンを見て、「なんだか腹出てるなぁ…もうちっとカッコいい人を主役にすればよかったんじゃないの?」と思った記憶がありました。

で、実際どうだったかと言うと、こんな感じ。

Streets of Fire - Michael Pare

痩せているとまでは言えませんが、それほどお腹が出ているというほどでもありませんでした。(私の記憶ではもっとぷっくり出ている感じだった)

もっと痩せている、腹筋バッキバキみたいな俳優さんが出ている映画を観た後だったのかもしれません。想像以上にお腹が誇張されて記憶されていたようです。すまん、マイケル。今の俺の方がお腹が出ているよ…

3. レーベンだ! 

この映画、私にとってはマイケル・パレの映画でもなく、ダイアン・レインの映画でもなく、敵役のレーベンを演じたウィレム・デフォーの映画でした。(ちなみにこの敵役の名前、日本語版ウィキペディアでは”レイヴェン”、たまたま見つけたデジタル・リマスター版のサイトでは”レイブン”と表記されていましたが、私の中では彼の名前は”レーベン”なので、この表記としました。スペルはRaven。)

ちょっと顎がしゃくれたウィレム・デフォーの顔も印象的でしたが、レーベンという名前がとても印象的で、彼が「レーベンだ!」と言うところが忘れられませんでした。

Streets of Fire - Willem Defoe

ところがあらためてこの映画を見ると、ウィレム・デフォーはそんなにしゃくれてないし(とは言え、なんとも印象に残る顔はしてますが)、映画の中で「レーベンだ!」というシーンはないのです。「レーベンだ」と言うのであれば、日本語吹き替え版で見たのだろうか?と思ってたのですが、そもそもこの映画の中で彼が名乗るようなシーンが出てこないのです。

ちなみに、この映画の最後の方で、レーベンとトムがハンマーを使った一騎打ちを行うのですが、このときレーベンは上の写真にあるような、魚河岸のおっさんが着ているような長靴スーツ?のようなものを着て闘っていたと思っていたのですが、実際は違いました。

Streets of Fire - Willem Defoe

普通の服でした

と、このエントリを書いているうちに、私の「レーベン」の記憶の正体がわかったのですが、それはまた別途ご紹介したいと思います。

まぁそんなこんなで、だいぶ記憶と違っていました。

それはそれとして、映画そのものの話も少し。

ストーリーは単純で、悪者が現れた町に正義の味方(主人公)が来て、悪者をやっつけて去っていくという、Wikipediaにも書かれていますがもろ「西部劇」なお話です。なので、話の展開でドキドキ・ハラハラするようなところもほとんどなく、こうなるだろうなぁと思う通りに話は進みます。しかし、それがまたこの映画のいいところではないかと思います。80年代っぽいおおらかなところ(ツッコミどころ)的な部分、劇中のカッコいい音楽、それらで十分楽しめる映画です。

と、いうわけで、最後は私と同年代の方ならきっと懐かしく思い出してくれるであろう、エンディング曲「Tonight Is What It Means to Be Young」です。


Streets of fire - Tonight is what it means to be young - music video

 

ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray]

ストリート・オブ・ファイヤー [Blu-ray]

 

 

Super Rugby 2019 / Round 3 / Preview

明日からスーパーラグビーの第三週目の試合が始まります。

対戦は以下の通り。

01/Mar (Fri)

Hurricans(NZL) v Brumbies(AUS)
Rebels(AUS) v Highlanders(NZL)

02/Mar (Sat)

Chiefs(NZL) v Sunwolves(JPN) ++
Reds(AUS) v Crusaders(NZL) ++

03/Mar (Sun)

Lions(RSA) v Bulls(RSA)
Sharks(RSA) v Stormers(RSA)
Jaguares(ARG) v Blues(NZL)

- (NZL)=ニュージーランド、(AUS)=オーストラリア、(RSA)=南アフリカ、(JPN)=日本、(ARG)=アルゼンチン のチーム 
- ++=観戦予定の試合

今週も基本は土曜日の2試合のみテレビ観戦の予定です。

今週のスポーツニュースで話題になっていたのですが、オールブラックスの選手については、スーパーラグビーの最初の3試合でのプレー時間を180分以内とするという取り決めが、ニュージーランド協会と各フランチャイズチームとなされていたそうで、前2試合に長時間出ていた選手については欠場または短時間の出場になるようです。ちなみに2試合フル出場だったのが、ハイランダーズのBen Smith、チーフスのBrodie Retalickなどで、今週の試合、ニュージーランドチームではスタメンの変更や早めのメンバー交代などがありあそうです。

 

さて、先週大健闘だったサンウルブズ。今週がハミルトンでチーフスと、来週がオークランドでブルーズと対戦。ニュージーランド遠征となります。

ニュージーランドのスポーツチャンネルで、ウィークデーにラグビーについてのトーク番組があるのですが、その中で元日本代表ヘッドコーチでもあったSir John Kirwanは、先週のサンウルブズ v ワラタスで最後にHayden Parkerがドロップゴールを狙った場面、ラックに入ったワラタスのFWの選手はペナルティーだ、サンウルブズは勝っていたと主張していました。(ちなみに、同番組に出ていた元オールブラックスのAli Williamsは、ペナルティーではないと言っていましたが)

それはさておき、先週惜しくも1点差での敗戦となったサンウルブズと、オーストラリアでブランビーズにボコボコにされてしまったチーフス。今シーズン二連敗同士の対戦となりました。

これを書いている時点(NZ時間で午後4時過ぎ)では、両チームともメンバーの発表がなされていないようなのですが、チーフスのBrodie Retalickはこの試合がチーフスでの100試合目になるようなので、とりあえず出てはくるのかなぁと思いますが、先に触れた出場時間制限の関係もあり、そう長くはプレーできないのでは?と思います。バックスでは2nd FE(インサイドセンター)のAnton Lienert-Brownもけっこうな時間数出ているような話を聞いたので、短時間での出場または休みとなると思われます。

とは言え、ホームゲームで連敗を止めたいチーフスとしては、力が入らざるを得ない試合ですので、サンウルブズにとっては厳しい試合になるのではないかと予想されます。

 

土曜日のもう一試合、レッズ v クルセイダーズ。

クルセイダーズは先程出場選手の発表がありました。

1. Joe Moody
2. Andrew Makalio
3. Owen Franks
4. Scott Barrett
5.  Quinten Strange
6. Tom Sanders
7. Matt Todd (C)
8. Whetukamokamo Douglas
9. Mitchell Drummond
10. Richie Mo'unga  
11. George Bridge  
12. Tim Bateman (VC)  
13. Jack Goodhue  
14. Braydon Ennor  
15. Will Jordan

Reserve
16. Ben Funnell
17. Harry Allan
18. Michael Alaalatoa
19. Luke Romano
20. Jordan Taufua
21. Bryn Hall
22. Mitchell Hunt
23. David Havili

2nd FEでVice-CaptainでもあるRyan Crottyがオールブラックスの時間制限の関係もあり遠征にも参加せず、代わりにベテランのTim Batemanが入っています。
ニュースによれば、L(ロック)でオールブラックスでもあるScott Barrettも過去2試合でけっこうな時数出ているとのことでしたので、早めに交代させられるのではないかと思われます。

前述のRyan Crottyを含め、先週のハリケーンズ戦の先発から5名が替わっているのですが、その中でも注目はFB(フルバック)のWill Jordanでしょう。U20ニュージーランド代表にも選ばれていた選手で、ニュージーランド国内ではタズマン代表としてここ2年、素晴らしい活躍を見せてくれている選手です。昨シーズンもクルセイダーズに選ばれていたものの出番はなし。今シーズンはBlues戦に途中出場はしたものの、先発は今回が初めてとなります。まだ21歳と若い選手でもあり、今後の活躍が期待されます。

対するレッズですが、第一週がBYE(お休み)、第二週はハイランダーズ戦でしたが金曜日の試合で観戦はなしということで、今シーンズがどんな感じなのかわかりません。ただ、いきの良い若手がいるような話を前述のラグビートーク番組で言っていたので、観戦が楽しみです。

と、いうことでラグビーファンの皆様も、そうでない方も今週も週末を楽しみましょう!