羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Big Bargain Book Sale 2019 に行ってきた

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先週の金曜日、Big Bargain Book Sale 2019に行ってきました。

これは、Christchurch City Librariesが毎年一回行っているイベントで、古くなった図書館の本や雑誌、CDやDVDなどを格安で販売するものです。毎年開催されているのは知っていたのですが、今年初めて行ってみました。と、いうのは、ちょうど金曜日の午前中は時間があったこと、また最近図書館でよく写真関係の雑誌を借りているので、多少古いものでも写真関係の雑誌があれば買ってもいいかと思ったからです。

会場となったのはPionner Recriation Centreというところで、プールやトレーニング施設の他に、イベントスペースがある施設で、過去にPet Showのときに行ったことがあるところでした。

そして金曜日の朝。9時開始ということで、9時過ぎに会場に到着となったのですが…まず駐車場に空きがない!前述の通りプールなどもあるので、みんながみんなこのブックセールに来たわけではないと思うのですが、ちょっとびっくり。

仕方なく近くに路駐して会場に行ったのですが…これがけっこう来ているんですわ。まぁみんな朝からよく来ているなぁ(って自分もだけど)と思いながら中の方へ。

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上の写真が会場の様子。体育館のようなところに長テーブルが複数置かれており、そのテーブルの上に本などが並べられています。

私はまずはDVDやCDの置かれたテーブルへ。ちなみにDVDやCDは一枚NZ$3.00!

DVDは何か面白そうな映画でもあれば…CDはJAZZのCDでもあれば…と思っていたのですが、もう探すのが大変。特にジャンル分けされているわけでもなく、どかっと置かれているので、一枚一枚見ていくのにすぐ疲れてしまいました。

続いて雑誌のテーブルへ。ちなみに雑誌は10冊でNZ$1.00!
ジャンルごとくらいには分かれているのかなぁ…と思っていたのですが、甘かった。
ジャンルも発行年月日も関係なく、ひたすら山積みにされた雑誌の山、山、山…そこをかき分けかき分け、お目当ての雑誌を持ってきた袋に入れる人、人、人…
負けてなるものか!とまさにバーゲンの洋服を探す女性のごとく雑誌の山と格闘。とは言え、いい加減なところで疲れてしまったので、切りのいいところで20冊を選んだところで終了。

おおよそ一時間程度見て買ってきたのが以下のもの。

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写真系雑誌その1。

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写真系雑誌その2。

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ニュージーランドに関する雑誌。左のNZ TODAYは車でNZ各地を回ったリポートが載っている雑誌。なぜか同じ号を2冊買ってしまいました。左の一番下はトレッキング情報の雑誌。マウントクック国立公園のことが載っていたのでゲット。右はナショナル・ジオグラフィックのニュージーランド版みたいな雑誌。

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その他の雑誌。料理のレシピが書かれているもの、子供向けラグビー雑誌、LINUXの雑誌。

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最後がニュージーランドの写真集、STYXのCD、太古のニュージーランドについて案内したTV番組のDVD。

雑誌20冊、写真集1冊、CD1枚、DVD1枚で、しめてNZ$11!安い!

 

ともかく探すのに気力と体力がいるのですが、掘り出し物を探すのもちょっとした楽しみになっています。来年も時間があれば行っちゃうかも…

 

Super Rugby 2019 / Round 6 / Review

先週後半は個人的なイベントがあったりして、ブログの更新もしないうちにスーパーラグビーの第六週が終了してしまいました。Previewもかかなかったので、このままシカトして…なんてことも考えたのですが、せっかく今シーズンは毎週(といっても5週目までですが)スーパーラグビーのことを書いてきたので簡単に振り返りたいと思います。

実は先週はスーパーラグビーがらみで、試合以外の話題がありました。ひとつはサンウルブズがカットオフされるという話。そしてもうひとつはクルセイダーズの名前を変更するのかという話。どちらも気になるし、言いたいこともあるのですが、それはまた別の機会として、このエントリーでは6週目の試合についてのみ書きたいと思います。

Waratahs v Crusaders

まったくオージーは空気を読めないというか、気が利かないというか。クライストチャーチのあの事件の影響で先週は試合が流れたり、チーム名を変更しろなんていう輩が現れたりと、いろいろと大変なクルセイダーズ相手に勝つとは。と、いうのは半分冗談(ってことは半分本気?)ですが、ついにクルセイダーズに土がつきました。

テレビで観戦していましたが、この日のシドニーは雨。この雨の影響もあってか、クルセイダーズはハンドリングエラーなどもミスが目立ちました。それもいいところでポロッとボールを落とすというシーンを何度みたことか…。また、特に立ち上がりはタックルが甘く、ワラタスにトライを許し、先行逃げ切られを許してしまいました。

もちろん、ワラタスも良かった。特にディフェンスは固く、クルセイダーズがフェーズを重ねるもののディフェンス網を破れず、そのうちにミスをして終わりとなっていました。

クルセイダーズで良かったところとしては、リザーブからの出場となったWill Jordanがこの試合でも活躍。最後にトライをとったところはよかった。

たまにはこういう試合もあるということで、次の試合にまた期待したいと思います。


ROUND 6 HIGHLIGHTS: Waratahs v Crusaders – 2019

Final Score: 20-12 (HT: 15-7)

Sunwolves v Lions

上記のクルセイダーズの試合の後に行われたこの試合、ニュージーランド時間ではほぼ24日の0時頃からの試合でした。がんばって観ることも考えたのですが、翌日仕事もあり、さらにその次の日は朝からウォーキングのイベントに参加となっていたため、観るのはやめて寝てしまいました。

ハイライトとスタッツから適当にレビューを書くこともできなくはないのですが、今回は特にコメントなしとさせていただきます。


ROUND 6 HIGHLIGHTS: Sunwolves v Lions - 2019

FINAL SCORE: 24-37

その他の結果は以下の通り。

Blues 33-26 Highlanders
Hurricanes 34-28 Stormers
Waratahs 20-12 Crusaders
Sunwolves 24-37 Lions
Bulls 20-56 Chiefs
Sharkes 28-14 Rebels
Reds 36-14 Brumbies

 

チーフスがついに今季一勝目をあげました。よかった、よかった。

尚、6週目終了時点のニュージーランド・カンファレンスの順位は…

1. Crusaders
2. Hurricanes
3. Highlanders
4. Blues
5. Chiefs

総合順位(上位8チーム)は、

1. Crusaders
2. Lions
3. Waratahs
4. Hurricans
5. Sharkes
6. Stormers
7. Bulls
8. Rebels

となっています。

The Meg を観た

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セクシーハゲ 対 古代ザメ!

夕方のニュースもほぼ銃撃事件一色ではあるものの、昨日はやらなかったスポーツコーナーや天気予報も戻ってきました。だからというわけでもありませんが、私もまた以前のようにどうでもよいような話を書くブログに戻して行きたいと思います。

さて、そんなわけで先日観た映画「The Meg(邦題:MEG ザ・モンスター)」のご紹介です。

「MEG(メグ)」と言っても、♪シャランラ・シャランラ・ヘイヘヘヘイ・シャランラン♡なメグではありません。(って、ボケが古すぎてわかってもらえなかも…)このMEGはメガロドンという古代ザメのこと。絶滅したはずの古代巨大ザメのメガロドンが生きていた!そいつは大変だぁ!退治せねば!という映画です。

こちらが予告。


THE MEG Official Trailer (2018) Jason Statham Shark Movie HD

上でかなり乱暴にストーリーをまとめましたが、実は冒頭〜前半はちょっとした深海に取り残された人たちを助け出すというちょっとした海洋サスペンス映画、そして後半からメガロドン対人間というモンスター映画となっています。

前半の海洋サスペンス調の部分が良かった。この部分をメガロドンの話と切り離して一本の映画にしてもおもしろくなりそうな気がしました。はっきり言って、後半のメガロドンが出てきてからよりも、手に汗握る感があるという、ちょっとした本末転倒感がありました。

そして後半。「ジョーズ」に代表されるサメの怖さが出てくるちょっとホラー味のあるサスペンス…ではなく”モンスター映画”なので、怖さみたいなものはほとんどありません。また、レーティング(年齢制限)を考慮してなのか、ほとんど血も出なければ、サメに噛まれて体がちぎられて…といった描写もほどんどありません。このため、予告編でもちょっと出てくる、海水浴するにはずいぶんと深い海なんじゃないか?というところで浮き輪で遊ぶたくさんの海水浴客をメガロドンが襲うところも今ひとつ緊迫感がない…。「ジョーズ」オマージュのお母さんと息子が出てきたりもしますが「ジョーズ」のような悲劇にはなりません。(気になる人は「ジョーズ」も観てみてね)

そんなB級感バリバリの映画ですが、出演者はわりと豪華。主演はセクシー・ハゲのジェイソン・ステイサム以外にも、ニュージーランドを代表する俳優のひとりでもあるクリフ・カーティス、ドラマ「HEROS」で活躍した日本人俳優のマシ・オカなんかも出ています。この映画、中国資本が入っていることもあり、ヒロインは中国人。その娘として中国版芦田愛菜のような子役さん(本当にそういう位置づけの子なのかどうかは知りませんが…)も出てきます。これらの役者さんたちが、それぞれになかなかいい味を出しており、この映画を観られる、楽しめる映画にしています。

やや中途半端な感じも否めませんが、ジェイソン・ステイサムのバッキバッキの体とアクションだけでも観る価値はあると思います。

 

MEG ザ・モンスター ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ステッカー付き) [Blu-ray]

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 ちなみにこの映画、海岸シーンの一部はニュージーランドで撮られたそうです。何故わざわざニュージーランド?というところはよくわかりませんし、映像を観てもあぁこれはあそこあたりね…みたいにわかるところもなくてちょっと残念。

 

The Deans Avenue Memorial に行ってきた

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今日は午後からちょっと時間ができたので、先日のモスク銃撃事件をうけて設置された「The Deans Avenue Memorial」に献花に行ってきました。

場所はクライストチャーチ植物園(Botanic Garden)の外で、文字通りのDeans Avenueという通り沿いの壁に設置されていました。

平日のお昼過ぎだったのですが、予想以上の多くの人が弔意を表しにここを訪れていました。(また壁の反対側には報道陣のテントが作られており、夕方のニュースを見たところでは、CNNやBBC、CBS Canadaなどが取材に来ているようでした)

持って行ったのは上の写真のほぼ中央手前のピンクとグリーンの紙でつつまれたあじさいの花束です。うちの庭に咲いていたもので作って持っていきました。

実際に訪れて、捧げられたお花、メッセージなどを見ていると、胸にこみ上げてくるものがありました。

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Super Rugby 2019 / Round 5 / Review

スーパーラグビーの第五週が終了しました。

まず今週は金曜日にクライストチャーチで銃乱射のテロ事件が発生したことを受けて、各試合の最初に黙祷が捧げられました。ラグビー関係者などが無くなった場合などで、試合前に黙祷を捧げることがありますが、その場合は両チーム別個に並んで行うのが普通でしたが、今回はその事件内容を考えてか、両チームが混ざりあい、円陣を組んだ状態での黙祷となっていました。(今週テレビ中継を見たのは、金曜日のチーフスv ハリケーンズと、土曜日のサンウルブズ v レッズの二試合でしたが、どちらの試合でも行われていました。おそらく観戦しなかったその他の試合でも行われていたものと思われます)

さて、あの事件の影響がもうひとつ。

楽しみにしていたハイランダーズ v クルセイダーズのダニーデンでの試合、残念ながら中止となってしまいました。延期ではないのか?と思ったのですが、延期ではなく中止で、記録状は引き分けとなったようです。

と、いうわけで今回のレビューはサンウルブズの試合のみ。

Sunwolves v Reds

サンウルブズ側から見れば、勝てる試合を落とした試合でした。選手たちからすれば、そんなことは言われなくたってわかっているというところでしょうが。

ボール支配率(Possession)ですが、前半21-5とサンウルブズリードだったこともあり、前半はサンウルブズ、後半レッズとなっているかと思いきや、前半も45-55でレッズ優勢となっていました。ここからも前半はディフェンスをがんばって、やや劣勢ながらリードできたというところが垣間見れます。一方、後半は27-73とレッズが圧倒。またもや後半に入ってダメダメになってしまい、結果負けという流れとなっています。

それにしても、これが同じチーム?と言いたくなるくらい後半はダメダメ。特にディフェンスが甘くなりレッズにゲインを許したこと、相変わらず反則が多くなって自滅していくというパターンを脱していません。どうにかならんものなのでしょうか?

よかったところはブルーズ戦で簡単にトライされてしまっていた大外のディフェンスがよくなっていた(簡単に抜かれていなかった)ところでしょうか。レッズのミスに助けられあところも無きにしもあらずですが…


ROUND 5 HIGHLIGHTS: Sunwolves v Reds - 2019

Final Score: 31-34 (HT: 21-5)

 

その他の結果は以下の通り。

Chiefs 23-23 Hurricanes
Brumbies 19-13 Waratahs
Stormers 35-8 Jaguares
Sunwolves 31-34 Reds
Highlanders 0-0 Crusaders
Lions 36-33 Rebels

 

 

今週から総合の順位表も掲載したいと思います。

スパーラグビーは勝ち点制で、勝てば4点、負ければ0点、引き分けなら1点が入ります。また、相手よりも3トライ多くとって勝てばボーナス1点、負けても7点差以内の負けなら1点がもらえます。

この勝ち点で3つのカンファレンス(ニュージーランド、オーストラリア、南ア)でまず順位をつけます。そして、各カンファレンスのトップを勝ち点順に並べた後、カンファレンスによらず勝ち点の多いチームを並べます。

現在の順位は以下でご覧いただけます。

www.superrugby.co.nz

現在、クルセイダーズが総合トップです!

一夜が明けて

現在私はとあるショッピング・モール内にあるお店で働いているのですが、昨日は夕方に急遽モールクローズとなってしまったため、慌てて店を閉めて帰ることになってしまいました。そのため今日は予定より30分ほど早い午前6時半に出勤。通常の営業開始準備と合わせて、前日の片付けなどを行いました。

私の行っているショッピング・モールは、昨日の事件があった両方のモスクから遠いというほど遠くもありませんが、近いというほど近くもありません。
とは言え、あのような大きな事件のあった翌日です。まだみんな人が集まるようなところに行くのははばかれるのではないか?と、いうことはお客さんは少ないのではないか?いやいや、昨日みんな買い物もできずにうちに帰った人も多かったと思われるので、その反動でけっこうな人出となるのではないか?と、相反する考えが浮かび、ようは忙しくなるのか暇になるのかよくわからないという状態でした。

朝から午前中にかけては、モール自体に人があまり来ていない感じで、これは今日は暇になりそうだなぁ…と思っていました。ところが、お昼頃からは通常の土曜日よりは少し少なめな印象もありましたが、結構なお客さんの来店があり、(思っていたよりも)忙しい日となりました。

被害にあった方やそのご家族、お友達など、以前のような生活に戻ることはできない方々がいるのも事実ですし、事件による精神的なショックだけでなく、イベントが中止になったり、道路が通行止めになったりと、すぐに「平常運転」に戻ることはできません。しかし、案外みんな通常通りの生活をしようとしているんだなぁと感じたし、それはなんかいいことなんじゃないかと思ったりした一日でした。

多くの人たちが、一日も早く「平常運転」に戻れますように。

 

ニュージーランドが殺された日

別の話を書きかけていたのですが、それどころではないことが起きてしまいました。

今日、クライストチャーチの2箇所のモスクでテロ事件が発生、NZ時間21時の警察発表によれば49名の方が亡くなったとのことです。

最初に「モスクで銃の乱射があって6名の死者が出たらしい」というものでした。このときは、ニュージーランドも最近本当に物騒になってきたなぁくらいだったのですが、その後、学校や病院がロックダウン(閉鎖)されているという話や、働いているショッピング・モールもクローズになったりと、これはかなりやばいということがわかりました。

TVもこのニュース一色。ツイッターのタイムラインに流れてくる情報を見ると、どうやら白人至上主義者によるテロ行為だった模様、死者も正確にはわかっていないが少なくとも30名にのぼりそうだなど…これがニュージーランドのニュースなのか?と疑いたくなるような情報ばかりでした。

ジャシンダ首相が「one of New Zealand's darkest day」という表現をしていましたが、私がこれを書いている時点での死者数を見るにあたり「The darkest day in New Zealand history」となってしまったように思います。そして私は今日、ニュージーランドの一部が被害者の方々と一緒に殺されてしまった日になってしまったと感じています。

正直、アメリアやオーストラリアで起きてしまったテロ事件は、ニュージーランドに住む自分にはどこか他人事という感覚がありました。こんな南半球の小国、よく人工よりも羊の数が多いと言われるようなこの国でテロなんかおきないと思っていました。しかし、それは今日で終わってしまいました。

ニュージーランドの警察官は通常拳銃を携帯していません(テーザー銃は携帯していました)。昨今、銃器犯罪が目立つようになって来て、警察官も拳銃を装備したほうがよいのではないかという話が出ていたところでした。この事件がきっかけに、警察官が銃を携帯するようになるかもしれません。

国のセキュリティーレベルもLOWだったものがHIGHに切り替わったそうです。

つまり、ニュージーランドが持っていた「世界的に見ても平和な国」というイメージは「殺されて」しました。昨日までのように手放しで平和な国だとは言えなくなってしまいました。非常に悲しいことですが。

しかし、だからと言って生活していく上でつねにある程度の緊張を強いられるような「危険な国」になってしまったわけではないと思っています。

ある意味、世界中のどこで起きてもおかしくないことがたまたまここで起きてしまっただけではないか、この事件で怯えたり、生活を変えてしまったりするのは、所謂「テロに屈する」ことになってしまうのではないか、と。

この事件でお亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りするとともに、明日から昨日まで変わらない日常を過ごしていきたいと思います。