ついに釜石鵜住居復興スタジアムでの観戦の日がやってきました。
今朝はまず朝風呂。さっと入って朝食。なんでこういう時の朝食はいっぱい食べられるんでしょうね。
旅館からタクシーで花巻駅へ。そこから電車でひとまず新花巻駅に向かいました。新花巻駅からまで乗った電車は「臨時ラグビー列車 釜石一号」。釜石のワールドカップへの気合を感じる電車名…なのですが、列車自体はとくに飾り付けをするでもなく普通。どうせなら少し飾っても良かったんじゃないの?
この電車で釜石まで行けたのですが、札幌→新花巻と移動してきたこともあり、荷物の量がそこそこあります。スタジアム側にも荷物預かり所があるらしいのですが、帰りに新幹線に乗る新花巻駅のコインロッカーの方が便利と考えて途中下車。新花巻駅は在来線と新幹線で建物が別になっているのですが、新幹線の駅の方にコインロッカーがあったので、そこへ荷物を放り込み、再び在来線の方へ。
在来線の方は単線でホームも狭いことから、駅員さん総出で入場をコントロールしていました。
(新花巻の 在来線ホーム)
そこから満員状態の電車で釜石へ。車内のほとんどがスタジアムを目指していると思われる人たち。
調べたところでは、釜石到着後乗り換える三陸鉄道は、釜石到着後一時間ほど後のものしかありませんでした。ところがいざ釜石についてみると、鵜住居方面行きの電車が本来の出発時刻を超えて乗り換え待ちをしてくれているとのこと。それならばと、待ってくれていた電車に乗って鵜住居へ。
(今回乗った三陸鉄道。こちらも特に特別仕様という感じではありませんでした)
(鵜住居のホームから出口方面を見たところ。)
当然ですがここで降りた人たちは皆今日の試合を観に来た人たち。9割くらいの人は「あ、ラグビー観に来たのね」と判るような格好をしていました。(フィジーまたはウルグアイのジャージや、日本代表のジャージ、ワールドカップの帽子やTシャツなどなど)
スタジアムに行くには少し早いということで駅併設のレストランで昼食を。やはり三陸、海のものといことで、海鮮丼と塩鯖定食をオーダー。
上が海鮮丼、下が塩鯖定食。お値段、なんと海鮮丼850円、塩鯖600円!アメージング!
海鮮丼も美味しかったですが、久しぶりに食べた鯖の塩焼きに感動してしまいました。なんかこの時点で釜石に来て良かった…という気分に。
駅前の広場にはこんなラグビーボール型のオブジェも。いいぞ、釜石!
で、駅からてくて歩いて10分もするとスタジアム到着。今まで行った横浜、札幌とは違い小さな会場ですが、それがまたいい雰囲気。
グランドまでの近さや、仮設スタンドの骨組みが見えているところなど、クライストチャーチのオレンジセオリースタジアム(旧AMIスタジアム)を思い起こさせます。
私たちの座った座ったスタンドの席は、こんな感じの椅子。木製の椅子がこれまたいい感じです。
試合開始前にはブルーインパルスが飛んできたのですが「あ、動画で撮らなきゃ…」と、おたおたしているうちに飛んでいってしまいました…(T-T)
(フィジーのウォークライ!)
試合の方ですが、何だかんだ言って、ランキング上位のフィジー有利。どこまでウルグアイが食い下がれるか?というのが私の当初の予想でした。
実際、最初に得点したのはフィジー。ウルグアイはボックスキック(ハーフバックが蹴り上げるハイパント)をしても、あまりチェイスをしていなかったし、ポイントへの入りも今ひとつという気がしていました。
ところが、フィジーのミスしたボールを上手く確保し、トライを重ねるウルグアイ。
1st Half終了。FIJ 12-24 URU。正直、予想外の展開。URUは上手くミスを突いて点数を重ねた。FIJ、もう少し落ちついてミスや、反則を減らさないと。#RWC2019 #RWC釜石 #FIJvURU
— nzsheep2106 (@nzsheep) 2019年9月25日
まぁ、後半にはフィジーが持ち直すかなぁ…ーと思っていたのですが、ウルグアイの勢いを止めることは出来ませんでした。フィジーとしては、細かいエラーが多かったことに加え、キックが決まらず、得点機を活かしきれなかったのも厳しかったところでしょう。
で、結果は…
と、今回のワールドカップでは初のランキング下位チームが上位チームを破る試合となりました。
こういう熱いゲームが釜石で行われたのも、何かの巡り合わせなのかもしれませんね。
試合後は新花巻駅にバスで戻ったのですが、予想以上に順調に戻れたので、予定していたものより前の新幹線に乗って、このエントリを書いています。
日本に着いてから怒涛の観戦旅行も明日からまた少しひと段落となる予定です。