羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Travis Wetland Nature Heritage Park に行ってきた

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昨日は日本は祝日だったようですね。ニュージーランドは祝日ではありませんが、私は仕事がお休みでした。ちょっと頼まれごとでまだ終わっていなかったことを終わらせた後、天気も良いしちょっと散歩にでも行こうと思いたち、久し振りに「Travis Wetland Nature Heritage Park」に行ってきました。

「Travis Wetland Nature Heritage Park」は、クライストチャーチの中心部からなら車で20分くらい北東方向に行ったところにあります。

1980年代にこの近辺の宅地開発が行われた際、Travis swampと呼ばれる湿地帯を残そうという運動が起こったそうです。そして、最終的には市も賛同、この地域を買い取って現在の公園となったそうです。

冒頭の写真のように湿地帯が残されており、多くの水鳥たちが集まってきているのがこの公園の特徴のひとつ。そして、この湿地を回るようなかたちでウォーキングトラックが設置されており、ちょっとした散歩が楽しめるようになっています。

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上の写真はこのウォーキングトラックの一部ですが、きちんと整備された道が続いています。また、ボードウォークとなっているところもありが、とても歩きやすく、この日もベビーカーを押しながら散歩を楽しむ人たちも来ていました。

ウォーキングトラックは周回路となっており、一周約30分くらいでしょうか。クライストチャーチ市役所の紹介ページでは約40分となっていますが、さっさと歩くと30分くらいで一周できると思います。

さて、この公園ですが、先にも書いたように湿地帯ということで、水鳥がたくさん集まってきます。そしてニュージーランド固有ではありませんが、ニュージーランドらしい鳥のひとつでもあるプケコをたくさん見ることができました。

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ニュージーランド固有種のタカヘの元になった鳥とも言われており、色合いはタカヘにも似ていますが、大きな違いはタカヘが飛べない鳥なのに対して、このプケコは飛ぶことができます。(ただ、ほとんど飛んでいるところは見たことがありませんが…)

この公園は、自然保護も目的としているので、鳥に餌をやらないでという注意書きが看板にかかれているのですが…

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私達の姿を見ると寄ってくるプケコたち。(写真の手はiPhoneで撮影を試みるかみさん)

おそらく、餌をやる人がいるので、何かもらえるのではと思ってよってきたのだと思います。なんかちょっとあげたくなる気持ちもわからなくはないですが、人馴れしてしてしまい自分で餌をとらなくなる(とれなくなる)ようなことがあっては良くないですよね。

クライストチャーチのウォーキングトラックは、自分の車がないと行きづらいところが多いのですが、この公園は近くにバス停もありますので、車なしでも行くことができます。ちょっとした鳥見小屋や(対して高くはないですが)見晴台のようなものもあります。鳥好きな方はちょっと散歩がてらに行ってみても良いのではないでしょうか。

けっこうおすすめです。

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