ハーミテージホテルのカフェでカスタードスクエアを食べた後、帰りがけにタズマン・レイク・トラック(Tasman Lake Track)も歩いてきました。
タズマン・グレーシャ・ウォークは、タズマン谷(Tasman Valley)の奥にあるウォーキングトラックで、ニュージーランド最大の氷河タズマン氷河とこの氷河の末端湖であるタズマン湖(Tasman Lake)が見られるところまで行けるものです。
ハーミーテージホテルから行くと、有名なフッカー谷への分岐を通り越して少しいったところ、Tタズマン谷への標識に沿って左折して進んだところになります。
分岐を超えて少し行くと吊橋があり、そこを渡ると道が未舗装の道に…と思ったら、あれ？舗装路が続いている…前に来たのはかなり前だから、記憶違いかなぁ…でももう少し行ったら未舗装に…いや、ずっと舗装路が続いているなぁ……あ、そろそろ駐車場だ…あれ？駐車場もきれいになってる…。どうやらずいぶんと行ってないうちに、整備が進んだようで、かなりアクセスがよくなっていました。
更に歩き始めると、道も整備されたようで、昔は途中から岩場になっていた道も、すべて舗装、上りの道は階段になっていました。
タズマン・レイク・トラックは、駐車場から歩き初めて少しいったところから分岐しており、往復一時間程度のルートがあるのですが、今回はそちらではなく、氷河と湖が見下ろせるビューポイントへの道（往復30〜40分くらい）を歩きました。ビューポイントということもあり、写真のようにけっこう上に上がっていきます。
途中、この写真にある緑色をした湖(緑色ですが、名前はブルー・レイク（Blue Lake）と言います）の方へ分岐する道もあります。今回はそちらは行かず、ブルー・レイクは上からのみ見ました。
がんばって階段を登って行くと、やがてタズマン湖を見下ろせるポイントに出ます。
この湖がタズマン氷河の溶けた水でできてる末端湖(Terminal Lake）のタズマン湖、写真の湖の左奥のちょっと直線的になっているところがタズマン氷河の末端部分となります。
天気がよかったこともありますし、先の通りに道が整備されて来やすくなったこともあってか、そこそこの観光客が来ていました。
このタズマン湖をボートで走って氷河を見学するGlacier Explorerという人気のオプショナルツアーもあります。残念ながらそれは参加したことがないのですが、湖と氷河ならここからでも見ることができます。
ハーミテージホテルから歩いて行くというのは、ちょっと距離がありすぎるので現実的ではないと思いますが、レンタカーなど車で行っているのであれば、行ってみるのもよいと思いますよ。上りがそこそこ厳しいのですが、頑張って登った先の景色は、苦労するだけの価値があります。是非、自分の目で見ていただきたい景色です。
