2011年のカンタベリー大地震からあとひと月ほどで丸8年。街中にも新しいビルや商業施設ができたりして、街の様相も変わってきています。ところが、そんな中でほとんど変わっていないなかったのが、街の中心部にあり、クライストチャーチを代表する建造物だった「大聖堂」。この大聖堂についに動きがありました。
厳密には、地震後に一旦は崩して建て直す決定がされて、一部重機によって取り壊されたのですが、その後、反対運動などもあり工事中止。その後は大きな動きがありませんでした。
果たしてどうなるの?と思っていたのですが、先日補強用につけられていた鉄骨が外されました。
昨年の写真ですが、このような鉄骨の支えがありました。
下の写真が今の様子。
鉄骨が取り除かれました。
近くにクレーンも配置され、いよいよ本格的な取り壊しが再開?という雰囲気にはなってきました。
が、実際のところは、最終的にどうするというところははっきりとは決まっていないような…(いちおう取り壊して新しいものを建てるらしいのですが、いくらぐらいかかってどんなものが建つかは、私の知る限り最終決定はされていないはずです)
とは言え、多少なりとも動きのあることはよいことだと思っています。
<おまけ>
大聖堂の目の前にあるゴッドリー像。ゴッドリーさんの頭の上にもカモメが戻ってきました。