羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Phil Collins ’Not Dead Yet’ Live に行ってきた (その1)

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昨年から楽しみにしていたフィル・コリンズのライブ「Not Dead Yet」ライブに行ってきました。

 

ニュージーランドに大物のアーティストが来ることはあまりありません。ひとつは地理的に離れたところにあること(スタッフや機材なども含めた移動が大変)、もうひとつは人口が少ないので収益面での問題があることが要因ではないかと思います(個人の意見です)。また、来たとしても人口の多いオークランドのみでライブということが珍しくありません。クライストチャーチは南島で一番人口の多い都市ですが、残念ながら大地震以降大きな箱がないため、最近では南島はデニーデン公演だけなんてこともあります(ちなみにエド・シーランはダニーデンでライブをしました)。つまり、フィル・コリンズのような(現在も第一線でバリバリやっているアーティストとは言えませんが)ネームバリューのあるアーティストがニュージーランド、しかもクライストチャーチに来るというのは、なかなかないことと言えます。

 

そして、フィル・コリンズは私の好きなアーティストのひとりなのです。

フィル・コリンズを知ったのは高校時代に聞いたこの曲でした。


Phil Collins - You Can`t Hurry Love [HIGH QUALITY] VideoClip

それほど洋楽を聴いていなかった私は、この曲がシュープリームスのカバーといことも知らず、ただいい曲だなぁ、歌ってるのもおっさんだけどなんかちょっとカッコいいじゃんと思ったのです。そして、実は当時付き合っていた彼女がフィル・コリンズ&ジェネシスが好きで、彼女からこの曲の入ったアルバム「Hello, I must be going」をカセットに録音してもらってから、私もファンになりました。

Hello I Must Be Going

Hello I Must Be Going

 

次のアルバム「No Jacket Required」が出た頃にはその彼女との関係がギクシャクしてしまい、このアルバムの収録曲のひとつでもある「One More Night」を、涙ながらに聴いたりもしました。

No Jacket Required

No Jacket Required

 

その彼女とは別れてしまいましたが、その後もフィル・コリンズは好きで聴き続け、5枚目のアルバム「Both Sides」まではCDも買っていました。

Both Sides

Both Sides

 

 

つまり、昨年フィル・コリンズがクライストチャーチでライブをやるというニュースを聞いた時、自分の好きなアーティストが、滅多に大きなライブが行われなくなってしまったクライストチャーチでライブをやると聞けば、これは行かねばとなるのは私にとってはしごく当然のことでありました。更に、フィル・コリンズは何か体を壊したらしいというような噂を聞いた覚えがあったので、恐らく生でフィル・コリンズを見ることなんてないだろうと思ったのも、チケット購入を決意した理由のひとつでもありました。

とは言え、1番上のカテゴリの席は高い席は手が出なかったので、2番目のカテゴリの席になってしまいましたが、チケット発売日に即購入、見にいくのを楽しみにしていました。

 

(その2に続く……予定 (^-^))