羊男のモンタージュ

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Phil Collins ‘Not Dead Yet’ Live に行ってきた (その3)

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ライブレポート三回目。最終回の今回は、当日演奏された曲を紹介します。YouTubeにあがっているものについては(ライブではなくMV中心ですが)貼り付けましたので、興味のある方は聞いてみてください。

 

いよいよフィル・コリンズがステージに登場。ライブスタートとなりました。

数年前に脊椎の手術などもしたようで、杖をついてステージに登場、用意されていた椅子に座り観客への挨拶をしてから一曲目に入りました。

 

一曲目は「Against All Odds」。映画の主題歌にもなったバラードです。


Phil Collins - Against All Odds (Take A Look At Me Now) (Official Music Video)

 

座ったままで歌い始めましたが声は健在で、キーも昔のまま。見た目はだいぶ年取ってしまいましたが。ちなみに彼は最後まで座ったままで歌っていました。カラオケなんかでも座っているより立ったほうが声が出やすいことを考えると、座ったままで歌い続けられ、しかも昔と同じ声が出てるって、けっこうすごいことだと思いました。

 

しっとりとバラードを歌い上げた後、続いてバラードをもう一曲。


Phil Collins - Another day in paradise (Official video) HQ

「Another Day In Paradise」が続きます。

2曲落ち着いた曲で会場がしんみりとしたところで、ちょっとファンクな感じの「I Missed Again」へ。


Phil Collins - I Missed Again (1981)

4人のブラスセクション(サックス、トランペット、トロンボーン)がいい味を出して来ます。

ここで予習で見たライブではやっていなかった「Inside Out」という曲が入りました。

 

そしてこれまたブラスセクションがカッコいい「Hang in Long Enough」。


Phil Collins - Hang In Long Enough (Official Music Video)

 

この後MCが入り、ジェネシスの曲「Throwing It All Away」「Follow You Follow Me」を歌います。バックのスクリーンにはジェネシスのころの写真や映像が流れて、雰囲気を盛り上げます。

 

そして次にノリのいい「Who Said I Would」。


Phil Collins - Who Said I Would (Official Music Video)

 

ここまで終わったところで、メンバー紹介に入ります。

今回のライブツアー、ドラムが二人いる(正確にはドラムとドラム&パーカッションかな)のですが、そのうちの一人が、なんとフィルの息子のニコラス・コリンズであることを紹介します。このニコラスがけっこうなイケメン。しかもドラムも上手い(ツアーに参加してるくらいですからね)。年はなんとまだ17歳!!蛙の子は蛙だなぁ…と感心してしまいました。

 

ここでまたしっとりとコーラスの女性とのデュエットでの「Separate Lives」と「You’ll Be in My Heart」。


Phil Collins - Separate Lives (Official Music Video)


Phil Collins - You'll Be In My Heart

 

続いてニコラスともうひとりのドラム(パーカッション)とのドラムセッション。これがカッコいい!最後にはフィルも加わり3人が箱のようなものを叩いてのリズムセッションに変わり、そのまま「Something Happened on the Way to Heaven」。


Phil Collins - Something Happened On The Way To Heaven (Official Music Video)

 

盛り上がったところで少し落ち着かせる感じで、ニコラスのピアノに合わせて「You Know What I Mean」。


Phil Collins - You Know What I Mean- 06/02/2017 - Live in Liverpool

上のビデオでピアノを弾いているのがニコラスです。2017年のライブ映像ですが、フィルもこんな感じです…

 

そしてここからライブは一気に後半の盛り上がりに入って行きます。

暗転の後、みんな大好き「In the Air Tonight」。


Phil Collins - In The Air Tonight (Official Music Video)

 

そして待ってましたの「You Can’t Hurry Love」。


Phil Collins - You Can`t Hurry Love [HIGH QUALITY] VideoClip

 

続いて「Dance Into the Light」。


Phil Collins - Dance Into The Light (Official Music Video)

この曲で、会場も「だんす いんとぅーざらいと」の大合唱。

 

イントロのドラムが印象的な「Invisible Touch」。あ、これはジェネシスの曲ですけどね。


Genesis - Invisible Touch (Official Music Video)

この曲ではコールアンドレスポンスが入ります。

 

そして、フィリップ・ベイリーとのデュエット曲である「Easy Lover」をワンコーラス目を女性コーラスと、ツーコーラス目を男性コーラスとデュエット。


Philip Bailey, Phil Collins - Easy Lover (Official Music Video)

 

そして、最後に「Sussudio」。観客も「ス、ス、スーディオ!」と大合唱。


Phil Collins - Sussudio (Official Music Video)

曲が終わり、全員での挨拶に会場はスタンディングオベーション。もちろん、私も立ち上がって拍手、拍手。

そして一度全員ステージから降りた後、フィルが再びステージに登場。アンコールの「Take Me Home」にて、ライブ終了となりました。


Phil Collins - Take Me Home (Official Music Video)

 

席が遠い上、フィルは椅子に座ったままなので、肉眼で彼を確認することはほとんどできませんでしたが、生歌は充分堪能できました。また、時折会場にマイクを向けて、ちょっと穿った見方をすれば「休んでいる」ところも見受けられましたが、それでも約2時間のステージをこなす体力はすごいと思いました。不謹慎な冗談ですが「Not Dead Yet, but soon だったりして」なんて言っていたのですが、なにをなにを。まだ行けそうな感じでした(って、だからライブツアーをやってるんですけどね)。

いずれにしても行ってよかったと思えるライブでした。

 

と、いうことで3回に分けてのライブレポートでありました。

いやぁ、ライブって、本当にいいものですね。

それでは皆様、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…