Chiefs v Sunwolves
祝!サンウルブズ、見事アウェイでの初勝利!
プレビューで「サンウルブズにとって厳しい試合になるのでは」と遠回しにだめなんじゃねぇ?ということを書きましたが、どうしてどうして。見事な勝利でした。
ニュージーランドでは日刊の新聞は毎週日曜日が休刊日となっています。日曜日は毎週日曜日だけ発行している「Sunday Star Times(以降SST)」のみとなります。上の写真はそのSSTのスポーツ面のトップ。サンウルブズ戦の写真が飾っています。
そしてこちらが実際の記事の部分。見出しは「Sunwolves devour sloppy Chiefs」と、サンウルブズがチーフスを破ったというかたちになっています。ちなみにこの記事の冒頭は以下のように書かれていました。
The sunwolves have produced one o the biggest Super Rugby upsets in history, stunning the Chiefs in Hamilton last night.
と、スーパーラグビー史上もっとも大きな番狂わせのひとつと言われています。なんか日本代表が南アに勝った時を彷彿とさせる書き方です。ま、それだけチーフス有利という見方をされていたということですね。
ところで、この試合のスタッツで特徴的な数字をみてみましょう。
ポゼッション(ボール支配率)ですが、通しでみると51%-41%で、ほぼほぼ互角となっています。が、前半のみをみると35%-65%と、やはりサンウルブズリード。一方、後半は65%-35% とチーフスリードとなっています。(前半は3-23でサンウルブズ)このポゼッションと特典差だけをみると、前半サンウルブズがゲームを支配、一方後半にチーフスが後半巻き返すも、サンウルブズが逃げっ切ったというのが見えます。
もうひとつ特徴的な数値はターンオーバーの数。これはターンオーバーを与えてしまった数で、22-13となっています。つまり、サンウルブズが相手ボールを結構確保していたのがわかります。
特にニュージーランドのチームはホームゲームに強い傾向がかります。その中でワイカトでハミルトンに勝利というのは確かに歴史的な結果でした。ただ、そんなに歴史的な逆転勝利
これをきっかけに、今後も良い成績を残せるよう、がんばってもらいたいと思います。
ROUND 3 HIGHLIGHTS: Chiefs v Sunwolves – 2019
Final Score: 15-30
Reds v Crusaders
こちらも無事、クルセイダーズが勝利を収めました。
こちらの試合は前後編ともクルセ−ダーズが59%,62%と上回っています。スタッツであまり特徴的な数字は見当たらず、それほどやばいという感じになるまでもなく、クルセイダーズが勝った試合と言えます。
ただ、先週同様、リザーブメンバーになってからがいまひとつ締まらない。今回もボーナス点がもらえそうだったのですが、最後の方でレッズにトライをとられてボーナス勝ちなしよとなっています。なんだかなぁ…
スタッツ上では(それほど細かく時間ごとに数字を出しているわけではないので)そんなに特徴的なところは見当たらず、なんでなのかわからないのですが、ちょっとディフェンスが甘くなる感がありました。
このあたり、修正をしていかないと、今後どこかで足を救われることになるかもしれません。
ところで、私が注目していたWill Jordan選手。結構活躍しており、ますます今後の出場が楽しみです。
ROUND 3 HIGHLIGHTS: Reds v Crusaders - 2019
Final Score; 12-22
その他の結果はこちら。
01/Mar (Fri)
Hurricans 43-13 Brumbies
Rebels 24-19 Highlanders
02/Mar (Sat)
Chiefs 15-30 Sunwolves
Reds 12-22 Crusaders
03/Mar (Sun)
Lions 12-30 Bulls
Sharks 11-16 Stormers
Jaguares 23-19 Blues
どうしたブルーズ…