羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Captain Marvel を観てきた(ネタバレ無し)


「キャプテン・マーベル」日本版本予告

ここのところこれは観たい!という映画もなく(アカデミー作品賞をとった"Green Book"はちょっと観てみたいと思っていたのですが、重い腰を上げる前に上映が終わってしまいました)しばらく映画館で映画を観ていませんでした。

そんな折、職場の友達が"Captain Marvel"(以降、カタカナ表記)を観に行ったところ、面白かった!☆4つ!とオススメしてくれたので、ちょっと興味が湧いたので観てみることにしました。

実は私、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース/アベンジャーズを始めとしたマーベル・コミックス原作の一連の映画)の作品を映画館で観たことがありませんでした。

「アイアンマン」は1,3はテレビで放送されたときに観たし、2は全部をちゃんと観ていません。「キャプテン・アメリカ」も「ウィンター・ソルジャー」と「シビル・ウォー」はテレビで観たし、一作目は観ていません。「アベンジャーズ」も1作目は飛行機の中とテレビで観ただけ、「エイジ・オブ・ウルトロン」も飛行機の中でちょっと観たものの途中で寝落ち、「インフィニティー・ウォー」は観ていないと、もうマーベルファンの人からすれば、勉強が足らんと言われそうな体たらくであります。

ところが、このキャプテン・マーベル、アベンジャーズ結成前の物語ということで、あまりその他の作品を観ていなくても大丈夫(友人談)ということと、舞台が90年代というのもちょっと興味をそそられるところで観に行く気になった次第です。

アベンジャーズ結成前(というか一番古いヒーローのひとり)ということと、この後公開が予定されている「アベンジャーズ:エンドゲーム」に繋げるために、この時期にぶっこんできたということは知っていましたが、ストーリーなどはまったく調べず、またテレビスポット以外では予告編も観ずに本編を観ました。

が、これは正解だった思います。ストーリーはそれほど凝ったものでもないので、予備知識がなくてもわかりましたし、主人公以外の登場人物(人ではないものが多いという話もありますが)も知らなかった分、新鮮に楽しめました。まぁ、どの映画でもあまり前情報を入れない方が楽しめるというのが本当のところだと思いますが…。

また、90年代が舞台ということで、パソコンのOSがWindows95だったり、調べものをするのがAltaVistaだったり、ブラウザがネスケ(Netscape Navigator)だったり、ネット接続がモデム接続だったり、思わずニヤリとしてしまう場面もたくさんありました。(ちょっと気になったのは、Macらしきものがちらっと映る場面があるのですが、今のモノカラーリンゴマークの前のレインボーリンゴマークよりも前のロゴが映りました。何に書かれているものかわからなかったのなんとも言えませんが、90年代の機種ならレインボーリンゴマークだと思うんですけどね…)

前述の通り、ストーリーはそれほど凝ったものでもなく、人によっては物足りないと感じたりするかもしれませんが、ピンチからの復活、そして悪者ぼっこぼっこというヒーローものの流れ、ツボは押さえていたと思います。また主演のBrie Larsonも美人過ぎず(ちょっと失礼?)、でもなかなかチャーミングだし、比較的体ががっしりしているので、戦えそうな感じがしてよかったと思います。ただ走り方がちょっとかっこ悪かったんですよね…そこは残念。

そんなわけで、MCUを観ていないあなたも楽しめる映画になっていますし、やはりこういうヒーローものは大画面で観たほうがおもしろいと思います。
ちなみに、本編終了後の最初のテロップの後、さらにその後のテロップの後にもおまけがついています。私の観た映画館では、最初のテロップ後のおまけ(というか予告?)の後に場内の明かりが少しついたのですが、最後の最後にもおまけ(こちらは本当におまけという感じ)があるので、最後まで席を立たないように。

あ、もうひとつ。
この映画、ネコ好きの人にもオススメです (^_^;

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