羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

一夜が明けて

現在私はとあるショッピング・モール内にあるお店で働いているのですが、昨日は夕方に急遽モールクローズとなってしまったため、慌てて店を閉めて帰ることになってしまいました。そのため今日は予定より30分ほど早い午前6時半に出勤。通常の営業開始準備と合わせて、前日の片付けなどを行いました。

私の行っているショッピング・モールは、昨日の事件があった両方のモスクから遠いというほど遠くもありませんが、近いというほど近くもありません。
とは言え、あのような大きな事件のあった翌日です。まだみんな人が集まるようなところに行くのははばかれるのではないか?と、いうことはお客さんは少ないのではないか?いやいや、昨日みんな買い物もできずにうちに帰った人も多かったと思われるので、その反動でけっこうな人出となるのではないか?と、相反する考えが浮かび、ようは忙しくなるのか暇になるのかよくわからないという状態でした。

朝から午前中にかけては、モール自体に人があまり来ていない感じで、これは今日は暇になりそうだなぁ…と思っていました。ところが、お昼頃からは通常の土曜日よりは少し少なめな印象もありましたが、結構なお客さんの来店があり、(思っていたよりも)忙しい日となりました。

被害にあった方やそのご家族、お友達など、以前のような生活に戻ることはできない方々がいるのも事実ですし、事件による精神的なショックだけでなく、イベントが中止になったり、道路が通行止めになったりと、すぐに「平常運転」に戻ることはできません。しかし、案外みんな通常通りの生活をしようとしているんだなぁと感じたし、それはなんかいいことなんじゃないかと思ったりした一日でした。

多くの人たちが、一日も早く「平常運転」に戻れますように。