夕方のニュースもほぼ銃撃事件一色ではあるものの、昨日はやらなかったスポーツコーナーや天気予報も戻ってきました。だからというわけでもありませんが、私もまた以前のようにどうでもよいような話を書くブログに戻して行きたいと思います。
さて、そんなわけで先日観た映画「The Meg(邦題:MEG ザ・モンスター)」のご紹介です。
「MEG(メグ)」と言っても、♪シャランラ・シャランラ・ヘイヘヘヘイ・シャランラン♡なメグではありません。(って、ボケが古すぎてわかってもらえなかも…)このMEGはメガロドンという古代ザメのこと。絶滅したはずの古代巨大ザメのメガロドンが生きていた!そいつは大変だぁ!退治せねば!という映画です。
こちらが予告。
THE MEG Official Trailer (2018) Jason Statham Shark Movie HD
上でかなり乱暴にストーリーをまとめましたが、実は冒頭〜前半はちょっとした深海に取り残された人たちを助け出すというちょっとした海洋サスペンス映画、そして後半からメガロドン対人間というモンスター映画となっています。
前半の海洋サスペンス調の部分が良かった。この部分をメガロドンの話と切り離して一本の映画にしてもおもしろくなりそうな気がしました。はっきり言って、後半のメガロドンが出てきてからよりも、手に汗握る感があるという、ちょっとした本末転倒感がありました。
そして後半。「ジョーズ」に代表されるサメの怖さが出てくるちょっとホラー味のあるサスペンス…ではなく”モンスター映画”なので、怖さみたいなものはほとんどありません。また、レーティング(年齢制限)を考慮してなのか、ほとんど血も出なければ、サメに噛まれて体がちぎられて…といった描写もほどんどありません。このため、予告編でもちょっと出てくる、海水浴するにはずいぶんと深い海なんじゃないか?というところで浮き輪で遊ぶたくさんの海水浴客をメガロドンが襲うところも今ひとつ緊迫感がない…。「ジョーズ」オマージュのお母さんと息子が出てきたりもしますが「ジョーズ」のような悲劇にはなりません。(気になる人は「ジョーズ」も観てみてね)
そんなB級感バリバリの映画ですが、出演者はわりと豪華。主演はセクシー・ハゲのジェイソン・ステイサム以外にも、ニュージーランドを代表する俳優のひとりでもあるクリフ・カーティス、ドラマ「HEROS」で活躍した日本人俳優のマシ・オカなんかも出ています。この映画、中国資本が入っていることもあり、ヒロインは中国人。その娘として中国版芦田愛菜のような子役さん(本当にそういう位置づけの子なのかどうかは知りませんが…)も出てきます。これらの役者さんたちが、それぞれになかなかいい味を出しており、この映画を観られる、楽しめる映画にしています。
やや中途半端な感じも否めませんが、ジェイソン・ステイサムのバッキバッキの体とアクションだけでも観る価値はあると思います。
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ちなみにこの映画、海岸シーンの一部はニュージーランドで撮られたそうです。何故わざわざニュージーランド?というところはよくわかりませんし、映像を観てもあぁこれはあそこあたりね…みたいにわかるところもなくてちょっと残念。