先日、と言ってもニュースが出てからかれこれ2週間ほどたちますが、声優の井上真樹夫さんがご逝去されました。
ニュースではまず最初に「ルパン三世の石川五エ門役」と紹介されることが多かったように思いますが、私としては井上さんと言えばキャプテンハーロックでした。
私が子供の頃、最初に買ったLP(CDじゃないよ。LPレコードだよ)は、TVアニメ、キャプテンハーロックのドラマ版でした。
ある程度の年齢以上の方ならわかるかと思いますが、まだ家庭用のビデオが発売される前(おそらく発売後も普及する前)には、アニメやドラマの音声を収録したレコードが発売されていました。同梱されていたりジャケットのついていたりする冊子を見ながらその音声を聞き、またそのアニメ(やドラマ)を見ているような気分にひたったのです。
この訃報に触れて、何度も何度も聞いたこのレコードのことを思い出しました。
80歳ということで、まだまだ若い…というほどではありませんし、昨今のご活躍状況については知りませんでしたが、非常に残念に思いました。あらためて、ご冥福をお祈りしたいと思います。
と、もうひとつこのニュースに触れて思ったのが、自分が井上さんと同じくらいの歳まで生きられるとして、ラグビーのワールドカップをあと何回見られるんだろうか?これまたラグビーのブリティッシュ&アイリッシュライオンズのニュージーランドツアーを何回見られるだろうか?ということ。
ざっくり計算すると、4年毎のラグビーワールドカップはあと7回くらい、12年に一回のライオンズツアーはあと2回くらいなんですよね…見られるの。(それ以降になると生きていて見ていたとしてもよくわかってないかもしれない可能性が大きくなってくるかと…)
光陰矢の如し。いやはや、ぼーっと生きてちゃいかんなぁなどと思った夏の一日でした。