羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

あれから八年。

couple were watching rubble of a building

あの地震から8年が経ちます。

写真は2011年4月に、CBDの一部が立ち入り可となったときに撮ったものです。
地震後の被害状況の写真はそれなりの数撮影したのですが、撮っているうちになんとも心苦しくなって、もう撮りたくないという気分になったことを思い出します。

 

クライストチャーチは、遅いのか早いのかわかりませんが、あの地震の傷跡を残しながらも、新たな活力を取り戻しています。

仕事の関係で、残念ながら式典に出席することはできませんでしたが、あの地震で犠牲になった185名の方々の御冥福を改めてお祈りさせていただきたいと思います。

Super Rugby 2019 / Round 2 / Preview

今日は木曜日。と、いうことは明日からスーパーラグビーの第二週目の試合が始まります。いやはや、ちょっと前に試合を観ていたと思ったらもう二週目かいという感じ。毎週末に試合があるので、どうしても映画やドラマなどを見ている時間が取れなくなってくるんですよね。それも嬉しい悲鳴とも言えるのですが。

さて、レビューと言っても前回同様大したことは書かない(書けない)のですが、

Round 2(第ニ週目)の対戦は以下の通り。

22/Feb (Fri)

Highlanders(NZL) v Reds(AUS)

23/Feb (Sat)

Sunwolves(JPN) v Waratahs(AUS) ++
Crusaders(NZL) v Hurricanes(NZL) ++
Brumbies(AUS) v Chiefs(NZL) ++

24/Feb (Sun)

Sharks(RSA) v Blues(NZL)
Stormers(RSA) v Lions(RSA)
Jaguares(ARG) v Bulls(RSA)

- (NZL)=ニュージーランド、(AUS)=オーストラリア、(RSA)=南アフリカ、(JPN)=日本、(ARG)=アルゼンチン のチーム 
- ++=観戦予定の試合

あれ?今週はあまり試合観ないかも。

今週は我がクルセイダーズのホーム開幕戦。もちろん、スタジアムに観戦に行きます。なので、サンウルブズの試合は途中までしか観られないかも…
クルセイダーズ戦の後のブランビーズ対チーフスも、スタジアムから戻ってなので、どこまで観るかわかりません…

そんなわけで、やはり注目はクルセイダーズ対ハリケーンズ。昨シーズンはレギュラーシーズンの2試合はどちらもホーム側の勝利となり1勝1敗。そしてセミファイナルはクライストチャーチでこの2チームの顔合わせとなり、クルセイダーズが勝利。昨シーズンの対戦成績を2勝1敗としました。

土曜日の試合、まだ正式にスコッドの発表がないのですが、先程放送していた夕方のニュースの情報によれば、ハリケーンズはオールブラックスのハーフ団でもあるBeauden BarretとTJ Perenaraが出ない(Perenaraはリザーブかも)模様。対するクルセイダーズは先週活躍したBraydon Ennorに変わって、オールブラックスにも選出されたJack Goodhueが出場の模様です。

油断はできないものの、クルセイダーズの勝利ということで行けそうな予感。

ただ、天気予報ではあまりよい天気ではなさそう(雨になりそう)なので、そのあたりがどう影響するか、予断を許さない状況とも言えそうです。

サンウルブズも秩父宮ラグビー場でのホームゲーム。こちらもスコッドの発表がまだなのですが、メンバーも先週とは変わってくるのではと思っています。(別途、サンウルブズのページを見たら、発表になっていました。全試合に比べるとちょっとだけ漢字名の選手の先発が増えました ^_^;

sunwolves.or.jp

ワラタスとの対戦成績をみると、2016年の対戦では12-57、2018年のホーム&アウェイでの2試合の対戦でも29-57、25-57と、ほぼほぼダブルスコアでボコボコにされています。まだシーズンはじめでチームの仕上がりが気になるところですが、なんとか僅差の試合に持ち込んで、願わくばホームで今シーズン初勝利と掴んでもらいたいところです。

日本ではスカパーで放送がありますが、おそらくBS日テレでも生放送あるようです。ラグビーファンの一人として、一人でも多くの人にスタジアムに足を運んで観戦していただきたいところですが、地理的に行けない方もいらっしゃると思いますので、そういう方は是非TV放送ででも観戦いただければと思います。

www.bs4.jp

 

The Breakfast Club を観た

映画に限らず、音楽や本などにも当てはまることだと思いますが、それに触れた年齢によって感じ方は大きく変わることがあります。あまり若いうちに観ても内容が理解しきれない場合もあれば、若いうちにみれば大きな感動を得たかもしれないものが、年取ってから観てもそれほど感動できないこともあるでしょう。そんなことを考えてしまったのがこの「The Breakfast Club(ブレイクファスト・クラブ)」でした。

 


『ブレックファスト・クラブ』予告編

先日Netflixで、なんか面白い映画ないかなぁ…と探していたところ、これを見つけました。何やら傑作青春映画みたいな噂を聞いていたこと、ちょうどこの前に(やはりNetflixで)観た「Pitch Perfect(ピッチ・パーフェクト)」の中で、主人公がこの映画を観て泣いているシーンが出てきたこともあり、これは一度観ておいて損はないだろうと思った次第。

あらすじをWikipediaから引用させていただくきます。

接点のない異なるタイプの高校生、すなわち「スポーツマン(エミリオ・エステベス)」「秀才(アンソニー・マイケル・ホール)」「不良(ジャド・ネルソン)」の3人の男子生徒と「お嬢さま(モリー・リングウォルド)」「のろま(アリー・シーディ)」の2人の女子生徒は懲罰登校を命じられ、休日に図書室で「自分とは何か」をテーマにした作文をヴァーノン先生(ポール・グリーソン)から課される。それまで付き合いのなかった5人は次第に自分の心をさらけ出し、家族や学校への鬱屈した気持ちを語ったり、ともにマリファナを吸ったりして、心を通い合わせていく。

 長さも90分台ということで、わりとさくっと観られる映画です。

で、私としては…確かに良い映画だなぁと思ったのですが、冒頭に書いたように、おそらく若い頃、少なくとも公開当時くらいに観ていたら、もっと感動したんのかなぁ…ということでした。

5人の生徒たちのキャラクタ付けもよい感じだし、それぞれが抱える問題や悩み、そしてそれらの話をしながら打ち解けていくところなど、(重ね合わせるほど同じような境遇のキャラクタはいませんでしたが)昔をちょっと思い出したりしないわけではありませんでした。

しかし、あくまで「思い出す」レベルで、残念ながら感動というまではいきませんでした。もし、もっと若い頃みていたら(と言っても日本公開が1986年のようなので、私はもう大学生になっていましたが…)より登場人物たちの境遇を自分に近く感じて、今よりも感動的だったのかなと。

ただ、この映画の中でとても心に響いた部分がありました。

登場人物のうち誰が言ったことかは忘れてしまいましたが、「大人になると心が死んでしまうんだ」というようなことを言います。これには、うーむと唸らされてしまいました。自分では気持ち的には若いつもりでいますが、昔に比べると好奇心が薄れてきていたり、新しいことを楽しむ心が鈍ってきているような気がします。まだ死んではいないものの、だいぶ死にかけてきているような気がします。そんなふうに自分のことを考え、「いやいや、まだまだ死ぬわけにはいかんぜよ!(何故か竜馬風)」なんてことを思ってしました。

そんなこんなで、私と同世代の人が初めて観た場合、そんなに感動!ということはないかもしれませんが、少し若かったころを思い出して、人によってはキュンとしてしまったりすることもあるかもしれません。前述の通り、それほど長い映画ではありませんので、未見という方は一度ご覧頂いてもよいのではないでしょうか。

オススメです! 

ブレックファスト・クラブ [Blu-ray]

ブレックファスト・クラブ [Blu-ray]

 

 

ニュージーランドはどこだ!

Map of Australia & New Zealand

クライストチャーチが上過ぎるなぁ...

まだこのネタやってたんかいという気がしないでもないのですが、今朝のワイドショーでもちょっと話題になっていたので取り上げることにしました。

 

それは数ヶ月前(昨年の5月らしいですが)…ニュージーランド観光局がちょっと変わったプロモーションを開始しました。名付けて「Get New Zealand On Your Map」。


Off the map: New Zealand tourism ad takes on 'conspiracy'

NZの有名なコメディアン、Rhys DarbyとNZの首相(Prime Minister)のJacinda Ardernが出演、ニュージーランドが世界地図に載っていないという’陰謀'に迫るというもの。

自虐的な上に現役首相がビデオに登場ということで、発表された当時、それなりに話題になりました。

そして年が開けてしばらくして、北欧家具で有名なイケア(Ikea。こちらではアイケアという感じで発音されますが)がオークランドにオープンするというニュースがありました。そう。ニュージーランドにはイケアがなかったのです。

そしてそのニュースから一ヶ月ほどした2月初旬。イケアで売られている地図にニュージーランドが載っていない!というニュースが流れました。

www.stuff.co.nz

まぁ見事にニュージーランドが載っていない地図が売られていると。

その後、イケアはごめんなさいと公式にお詫びをしてくれたようで、これにて一件落着。

www.stuff.co.nz

と、思っていたら、アメリカのコメディーショーでこの話題が取り上げられたようで、その中でこうした「ニュージーランドの載っていない地図」に対する対策が出されたようです。

www.stuff.co.nz

その対策(解決法)とは…

貼るんかい!

でもこの方法、ちょっといいなと思いまして、どうせならいくつかの縮尺でニュージーrなどの白地図を一枚のシールシートに印刷、ニュージーランドのない地図の縮尺に合わせて貼っつけて、場合に応じて色を塗れば、あら不思議、ニュージーランドが現れた…ということになるのでは?と思いますが、いかがでしょうか?

案外このシールシート、売れたりして…ちょっとしたビジネスチャンスかも…なんて思ったりして。

 

<おまけ>

以下がニュージーランド観光局の「Get New Zealand On Your Map」のページです。冒頭で紹介したビデオも見られます。また、このページにはニュージーランドを中心とした「Middle-Earth Map」がダウンロードできるようになっています。ちょっとおしゃれな地図なので、PCの壁紙にもよいと思いますよ。

www.newzealand.com

Super Rugby 2019 / Round 1 / Review

先週末に開幕したスーパーラグビー2019。金曜日二試合、土曜日三試合、日曜日二試合の計七試合が行われました。

前エントリでは、七試合うち四試合を観る予定と書きました。で、実際どうだったのかと言うと、四試合中二試合は半分寝ながらの観戦(もはや観戦したと言えるのか微妙なレベルで寝ていたのではありますが…)、半分寝ながらの二試合のうち一試合は途中で観戦断念という惨憺たる状況でありました。

そんな状態ではありますが、個人的に注目していた二試合、 Blues v Crusaders と Sunwolves v Sharks についてのレビューを書きたいと思います。

Blues v Crusaders


ROUND 1 HIGHLIGHTS: Blues v Crusaders - 2019

予想通りの競った試合となったこの試合。なんとかクルセイダーズが初戦を勝利で飾ることができました。

前半はクルセイダーズペース。昔のクルセイダーズを見るような固いディフェンスと、安定したセットプレーで3-12とリード。

このまま後半もクルセイダーズペースでいかると思いきや、ブルーズが復活。Akira Ioaneのパワープレーを中止にペースを掴み逆転。

しかし、そのまま行かないところが王者の証。素晴らしいラインブレイクからのトライとスクラムからのペナルティートライで再逆転。

ところが今年のブルーズは一味違うぜ、と言わんばかりにトライで追いつきます。ここでコンバージョンを決めれば逆転というところだったのですが、ルーキーFFE(SO)のHurry Plummerが外してしまいます。その後、再度逆転のペナルティーキックのチャンスがあったのですが、これも外してしまい残念ながら逆転できませんでした。

クルセイダーズは、シーズン当初は調子が悪く、負けからのスタートも珍しくないというのが今までだったので、辛勝ではあるものの、白星スタートは良かったと思います。また、この試合でアタック面ではラインブレイク、ディフェンス面ではいいところでタックルを決めていたBraydon Ennor。わたし的にはこの試合のMan of The Match。今後も注目です。

一方ブルーズ。パワーのある選手が多いこともあってか、やや力に頼ったアタックが多かったような印象を受けましたが、後半きっちり修正してきて最後までわからないゲームとなったところに、今年のブルーズはやりそう感がありました。残念ながらヒーローになりそこねてしまったHurry Plummerですが、これを今後の糧にがんばってほしいと思います。(と、上から目線で言ってしまう私はクルセ−ダーズファン)

FINAL SCORE: 22-24

Sunwolves v Sharks


ROUND 1 HIGHLIGHTS: Sunwolves v Sharks - 2019

実は途中で観るのをやめたのがこの試合。キックオフがNZ時間では深夜0:00頃、しかも翌日仕事があり6時前には起きなければならなかったという事情もあったのですが、途中で勝負あった状態になったことが(観戦中断の)大きな理由のひとつでした。

帰化などして「日本人」になっている選手もましたが、(そういった選手も含め)横文字の名前の選手がほとんどのチームは、いくらプロチームとは言え、どうなのよと思ってしまいました。ラグビーは所属ユニオン主義で国籍は(やや乱暴に言ってしまえば)関係ないのはわかっていますし、日本のチームで戦ってくれている選手には経緯を評しますが、先発15人中14人が横文字選手はちょっとやりすぎでは?

これで勝つなり、おもしろいゲームなりを見せてくれればよかったのですが、残念ながら見た感じ、チームとしてまとまっている感が感じられませんでした。

日本代表の選手はこの試合の前に代表合宿などもあったようなので、いろいろな事情があったのだとは思いますが、それでもね…

次の試合に期待したいと思います。

FINAL SCORE: 10-45

 

最後に第一週のニュージーランドチーム ベスト5トライのビデオをご紹介。5本中2本はブルーズ対クルセイダーズの試合からでした。


ROUND 1: Top 5 New Zealand Tries

Super Rugby 2019 / Round 1 / Preview

あれよあれよと言う間に2月も中旬。本当に早い……そして、ついに今シーズンのスーパーラグビーが開幕となります。このブログ、「ラグビーと」なんて書いてある割にはほとんどラグビーの話を書いていませんでした。実は下書きには「2018年のシーズンを振り返る」なんていうタイトルがいくつか並んでいるのですが、実際にエントリとして書く前にシーズンが始まることになってしまいました。

そんなわけで、今シーズンのスーパーラグビーについてもあまり調べたりもしておらず、先日SKY SPORTSで放送されたニュージーランドチームの紹介番組を観たくらいの知識しかないので、偉そうに「Preview」なんぞ書くのはどうなんだという気もしますが……

さて、いよいよ始まるスーパーラグビー。南半球のラグビー強豪三カ国(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ)のスーパークラブの対抗戦として始まり、チーム数の増減を経て、現在はニュージーランド5チーム、オーストラリア4チーム、南アフリカ4チームにアルゼンチン1チーム、そして日本1チームを加えた15チームによる対抗戦となっています。

Round 1(第一週目)の対戦は以下の通り。

15/Feb (Fri)

Chiefs(NZL) v Highlanders(NZL)
Brumbies(AUS) v Rebels(AUS) ++

17/Feb (Sat)

Blues(NZL) v Crusaders(NZL) ++
Waratahs(AUS) v Hurricanes(NZL) ++
Sunwolves(JPN) v Sharks(RSA) ++

18/Feb (Sun)

Bulls(RSA) v Stormers(RSA)
Jaguares(ARG) v Lions(RSA)

- (NZL)=ニュージーランド、(AUS)=オーストラリア、(RSA)=南アフリカ、(JPN)=日本、(ARG)=アルゼンチン のチーム 
- ++=観戦予定の試合

残念ながら開幕戦は仕事の関係で観られず。日曜日の試合はブルズ戦はニュージーランド時間では深夜となること、ジャガーズ戦は仕事で観られないことから、金曜日の二試合目から土曜日の三試合を今週は観戦予定です。

で、この開幕週の注目の試合は、なんと言ってもブルーズ v クルセイダーズ。

私がクルセイダーズファン(クルセイダーズはクライストチャーチをフランチャイズとするチーム。つまり地元チームなのです)ということもありますが、今シーズンのブルーズ、昨シーズンまでとちょっと変わるかもという感じがあるからです。

オークランドをフランチャイズとするブルーズ。残念ながら数シーズンにわたってニュージーランド5チーム中5番目という結果が続いています。

しかし!今年は新ヘッドコーチに元オールブラック、元クルセイダーズでもあり、バックスコーチとしてクルセイダーズの優勝に貢献、現在タズマン代表のヘッドコーチも務めるレオン・マクドナルド氏を招いたこと、またフランスでプレーしていた元オールブラックのマア・ノヌー選手が戻ってきたことなど、明るいニュースがあります。実際、プレシーズンマッチもなかなか良かったようで、古豪復活が期待されています。

一方のクルセイダーズ。昨年、一昨年と2連覇中。数名昨年のチームから抜けた選手もいますが、それほど大きな戦力ダウンも見当たらず、今年も優勝争いに必ずや絡んでくるであろうと思われるチームです。

さて、どちらのチームが今シーズンをいいかたちでスタートできるか注目です。

あ、もちろん日本のサンウルブズも注目です。

当ブログでは主にクルセイダーズとサンウルブズに注目して、スーパーラグビーの記事を書いていきたいと思います。

Phil Collins ‘Not Dead Yet’ Live に行ってきた (その3)

f:id:nzsheep:20190206191815j:image

ライブレポート三回目。最終回の今回は、当日演奏された曲を紹介します。YouTubeにあがっているものについては(ライブではなくMV中心ですが)貼り付けましたので、興味のある方は聞いてみてください。

 

いよいよフィル・コリンズがステージに登場。ライブスタートとなりました。

数年前に脊椎の手術などもしたようで、杖をついてステージに登場、用意されていた椅子に座り観客への挨拶をしてから一曲目に入りました。

 

一曲目は「Against All Odds」。映画の主題歌にもなったバラードです。


Phil Collins - Against All Odds (Take A Look At Me Now) (Official Music Video)

 

座ったままで歌い始めましたが声は健在で、キーも昔のまま。見た目はだいぶ年取ってしまいましたが。ちなみに彼は最後まで座ったままで歌っていました。カラオケなんかでも座っているより立ったほうが声が出やすいことを考えると、座ったままで歌い続けられ、しかも昔と同じ声が出てるって、けっこうすごいことだと思いました。

 

しっとりとバラードを歌い上げた後、続いてバラードをもう一曲。


Phil Collins - Another day in paradise (Official video) HQ

「Another Day In Paradise」が続きます。

2曲落ち着いた曲で会場がしんみりとしたところで、ちょっとファンクな感じの「I Missed Again」へ。


Phil Collins - I Missed Again (1981)

4人のブラスセクション(サックス、トランペット、トロンボーン)がいい味を出して来ます。

ここで予習で見たライブではやっていなかった「Inside Out」という曲が入りました。

 

そしてこれまたブラスセクションがカッコいい「Hang in Long Enough」。


Phil Collins - Hang In Long Enough (Official Music Video)

 

この後MCが入り、ジェネシスの曲「Throwing It All Away」「Follow You Follow Me」を歌います。バックのスクリーンにはジェネシスのころの写真や映像が流れて、雰囲気を盛り上げます。

 

そして次にノリのいい「Who Said I Would」。


Phil Collins - Who Said I Would (Official Music Video)

 

ここまで終わったところで、メンバー紹介に入ります。

今回のライブツアー、ドラムが二人いる(正確にはドラムとドラム&パーカッションかな)のですが、そのうちの一人が、なんとフィルの息子のニコラス・コリンズであることを紹介します。このニコラスがけっこうなイケメン。しかもドラムも上手い(ツアーに参加してるくらいですからね)。年はなんとまだ17歳!!蛙の子は蛙だなぁ…と感心してしまいました。

 

ここでまたしっとりとコーラスの女性とのデュエットでの「Separate Lives」と「You’ll Be in My Heart」。


Phil Collins - Separate Lives (Official Music Video)


Phil Collins - You'll Be In My Heart

 

続いてニコラスともうひとりのドラム(パーカッション)とのドラムセッション。これがカッコいい!最後にはフィルも加わり3人が箱のようなものを叩いてのリズムセッションに変わり、そのまま「Something Happened on the Way to Heaven」。


Phil Collins - Something Happened On The Way To Heaven (Official Music Video)

 

盛り上がったところで少し落ち着かせる感じで、ニコラスのピアノに合わせて「You Know What I Mean」。


Phil Collins - You Know What I Mean- 06/02/2017 - Live in Liverpool

上のビデオでピアノを弾いているのがニコラスです。2017年のライブ映像ですが、フィルもこんな感じです…

 

そしてここからライブは一気に後半の盛り上がりに入って行きます。

暗転の後、みんな大好き「In the Air Tonight」。


Phil Collins - In The Air Tonight (Official Music Video)

 

そして待ってましたの「You Can’t Hurry Love」。


Phil Collins - You Can`t Hurry Love [HIGH QUALITY] VideoClip

 

続いて「Dance Into the Light」。


Phil Collins - Dance Into The Light (Official Music Video)

この曲で、会場も「だんす いんとぅーざらいと」の大合唱。

 

イントロのドラムが印象的な「Invisible Touch」。あ、これはジェネシスの曲ですけどね。


Genesis - Invisible Touch (Official Music Video)

この曲ではコールアンドレスポンスが入ります。

 

そして、フィリップ・ベイリーとのデュエット曲である「Easy Lover」をワンコーラス目を女性コーラスと、ツーコーラス目を男性コーラスとデュエット。


Philip Bailey, Phil Collins - Easy Lover (Official Music Video)

 

そして、最後に「Sussudio」。観客も「ス、ス、スーディオ!」と大合唱。


Phil Collins - Sussudio (Official Music Video)

曲が終わり、全員での挨拶に会場はスタンディングオベーション。もちろん、私も立ち上がって拍手、拍手。

そして一度全員ステージから降りた後、フィルが再びステージに登場。アンコールの「Take Me Home」にて、ライブ終了となりました。


Phil Collins - Take Me Home (Official Music Video)

 

席が遠い上、フィルは椅子に座ったままなので、肉眼で彼を確認することはほとんどできませんでしたが、生歌は充分堪能できました。また、時折会場にマイクを向けて、ちょっと穿った見方をすれば「休んでいる」ところも見受けられましたが、それでも約2時間のステージをこなす体力はすごいと思いました。不謹慎な冗談ですが「Not Dead Yet, but soon だったりして」なんて言っていたのですが、なにをなにを。まだ行けそうな感じでした(って、だからライブツアーをやってるんですけどね)。

いずれにしても行ってよかったと思えるライブでした。

 

と、いうことで3回に分けてのライブレポートでありました。

いやぁ、ライブって、本当にいいものですね。

それでは皆様、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ…