羊男のモンタージュ

写真と、ラグビーと、ニュージーランドと。

Super Rugby 2019 / Round 4 / Review

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Crusader Horsemen

Crusaders v Chiefs

わーっはっはっは!大勝じゃ、大勝じゃ!

と、いうことでクルセイダーズのホーム2戦目。チーフスとの対戦はクルセイダーズの圧勝でありました。ゲーム自体はほぼ前半で決まった感じ(HT: 33-7)で、またある程度勝負が決まった後の悪い癖(反則増とよけいな点を取られる) は出たものの、しっかりボーナス点を取っての勝利でした。


ROUND 4 HIGHLIGHTS: Crusaders v Chiefs – 2019

この試合で注目選手としてあげていたEreatara Enari(通称えなりくん)ですが、非常に良かったですね。パス出しのタイミング、レシーバーの選択もよく、こう言ってはなんですが予想以上に素晴らしかった。パッサーに徹していいたようで、ほとんどキックはしなかった(多分2本のボックスキックだけ)のですが、こちらも悪くありませんでした。今後の活躍も期待できそうです。

また、Round 3の注目選手としてあげたフルバックのWill Jordanも大活躍。この試合では2トライと目立っていました。

この試合でのクルセイダーズのトライ、素晴らしいものが多かったのですが、特にダイジェストの4分くらいからのトライ。フォワードがパスをつないでバックス(ウィング)へ。そして最後はフォローしてきたハーフバック(スクラムハーフ)にパスをしてトライという、フォワードとバックス一体となったいいトライでした。是非ご覧ください。

Final Score: 57-28 (HT: 33-7)

 

Blues v Sunwolves

スコア的には試合になっていましたが、特に後半はサンウルブズがペナルティーを多発、自滅したとも言えるゲームでした。最終的なペナルティーの数はブルーズの3に対してなんと14。しかもイエローカードを2枚もらうというおまけつき。これでサンウルブズが買っていたら、ブルーズどうした?となっています。

ちょっと気になったのがサンウルブズのディフェンス。個々のタックルはよいものも多かったのですが、特にゴール前のディフェンス。(スクラムやラインアウトなどの)セットプレーではなく、フェーズを重ねている最中なので仕方ないところもあるのかもしれませんが、まぁ外のディフェンスがいなくなるいなくなる。ブルーズのウィング Reiko Ioaneが4トライもとっていますが、ほとんどがもう前にディフェンスがいない状態でのトライ。反省というか、確認が必要ではないでしょうか。

気になっていたハーフ団対決は五分五分という感じ。ただ、サンウルブズのハーフバックJamie Boothは良かった。ゲインメーターが104mというのはすごい。サンウルブズでトップのゲインでした。

Final Score: 28-20 (HT: 15-13)


ROUND 4 HIGHLIGHTS: Blues v Sunwolves – 2019

 

上記二試合も含めた全試合の結果は以下の通りです。

Hurricans 25-22 Highlanders
Rebels 29-26 Brumbies
Crusaders 57-28 Chiefs
Blues 28-20 Sunwolves
Warathas 28-17 Reds
Lions 47-39 Jaguares
Bulls 37-14 Sharks